対 楽天 2勝0敗0分 楽天モバイル 最強パーク宮城
勝利投手:戸郷 (3勝1敗0S)
セーブ :
敗戦投手:古謝 (1勝5敗0S)
・投手リレー
巨人:戸郷 捕手:大城
楽天:古謝、藤原、柴田、西垣、加治屋、鈴木翔、宋家豪、津留﨑 捕手:太田、堀内
・本塁打
巨人:ダルベック 11号(8回表ソロ)
楽天:
JSPORTS 1 にて観戦 解説:内藤尚行 実況:木下貴道
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Giants Official Web
(https://www.giants.jp/game/20260610_5031_1/)
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ゲームを見終わった時の率直な感想。
「交流戦が順調すぎて、むしろ怖い」
リーグで首位に立ったことは率直に嬉しいが、それはペナントに戻れば、また変わってくるだろうし、どのチームにもバイオリズムがあるので、たまたま巨人が良い状態で、阪神、ヤクルトが下り坂にかかっているという状況と重なっただけ、と解釈しているので、この時点での順位にはさして意味はないと思っているが、
交流戦前に5割キープだったらOK、交流戦も何とか5割で乗り越えられたらOKと書いていただけに、現時点でリーグで貯金8,交流戦での貯金6という結果に、実は戸惑っていて・・・(汗)
ま、今日の3戦目が終わった後、最後にもう一山残っているので、交流戦全体を振り返るには早いし、今のチーム状況を冷静に分析するのも難しいが、ここまでの交流戦順位を見る限りは、最初の1週間(2カード)のソフトバンク、日ハム戦、現在巨人の上にいる2チームを相手にトータルで5割だったことが大きかったなと(しかもビジターで)。
ソフトバンクなんて、まだ2敗しかしてないうちの1つが巨人だし、日ハムも3敗しかしてないうちの2つが巨人。
これは誇れるべきだったと後になって思ったし、以降は負け無しで来ているというのが素晴らしい。
反動が怖い気がするが、伸びしろが無いわけではないし、良い状態の時は悪いことは考えず、勢いに任せて一気にいっちゃうことも必要なので、時に冷静に、時に感情を爆発させて楽しむのがいいのかなと思っている。
さて、先発の戸郷
前回14球しか投げてないので、スタミナは十分あるはず、交流戦後は4日の予備日があり、ローテも再編されるだろうし、間隔があくことを考えても多少の無理が出来る状況だから、危険球の嫌なイメージさえ取り除いて、落ち着いて投げてくれれば、ある程度のイニングはこなしてくれるだろうと期待はしていたが・・・
完封は予想のはるか上だった(笑)
まず、橋上監督になってから、DHのあるなしに関わらず、それ以前に比べると、先発投手を割と長く投げさせる傾向にあって、個人的には非常に良いことだと思っている。
その上で、コーチの助言をよく聞き、ピッチャーのやる気もヒアリングしながら投げさせているのが印象的。
「どうする?」という投げかけに「行きたいです!」って言う投手は多いと思うが、客観的に状況判断するトレーナーやコーチの判断も大事だし、投げたいと思っている投手の意志を遮ることも選手にとってモチベーションを下げることになる。
6月に入って、良い状態で回せているのは、そのギリギリのバランスが上手く保たれ、報道にあるように先発投手たちがブルペンの負担を少しでも軽くしたいという思いが強いことと、これからさらに厳しくなる季節に向けて疲弊を避けたい首脳陣との思惑が、ピタリとハマったことが、この好調さの裏側にはあるような気がする。
きっかけの一つは、どの投手もマルティネスのあの2カード5登板を見たら、これ以上無理をさせたくないと思うだろうし、グラブで顔を隠す悔しそうな素振りを見たら、与えられた場所で全力を尽くしきらないと思うだろう。
そういった相乗効果に加えて、前回の悔しさが戸郷のハートに火をつけたのだと私は解釈してる。
戸郷に関しては、3連勝するか、奪三振の数字が伸びたら、それが復調のバロメータだと以前に書いたが、私の予想を超える形でそれをクリアした。
とにかく、ゾーン内で力勝負するという意識がはじめから出ていて、それが最後まで衰えなかったことが大きい。
1イニング15球が投手のひとつのバロメータだと言われるが、9イニングを投げきって134球はほぼ計算通り。しかも、最終回に2安打されたものの、黒川の「やられた!」って思った打球がフェンス前で失速するあたりは、球速も出ていたが、それ以上に快心の当たりがあそこまでになってしまう球威が最後まで残っていたということ。
もともと故障知らずでスタミナはある投手だが、味方の援護があって強気に投げられた側面はあったにせよ、2回の太田を空振り三振にとったストレートの球威は素晴らしく、奪った14個の三振のうち、半分以上の9個が空振り三振だったことを見ても、バッター目線での球威、変化量を上回っていたことがわかる。

三振が多かったこともあり、球数はそれなりに増えたが、それ以上に無駄なボール球が少なかったこと、四死球が1個だったということも投げきれた要因になる。
これまで戸郷に関しては、割と厳し目に復帰が早い、もっと時間をかけて!と書いてきたけれど、この日の投球を見せられてしまうと、もう安心かな?って思わざるをえない。
少なくても、打線との兼ね合いや体調で思うようにはゆかない日もあるだろうが、ゲームを壊さない投球は出来るようになったということで、自分の懸念のほとんどは払拭された。
それを引き出したのは打線の援護に他ならない
前日の良い流れを続けるということもあってか、オーダーを変えなかった橋上監督。
この日は岸田、キャベッジ、吉川が思うような結果を出せなかったが、周りがそれをしっかりカバーした。
まず、もっとも評価出来るのは初回の攻撃だと思う。
前日のレポートで「好事魔多し」があるから、浦田にはケガには気をつけろと書いた翌日にデッドオールで「マジか!?」って嫌な予感が走ったのだが、その後、ランナーとして出て足を活かした活躍をしたことでひと安心。

注目すべきは盗塁もそうだし松本剛の進塁打。送りバントではなく、あえて打たせた采配も見事だし、それに応えた松本もナイス。1アウト3塁で前進守備ではなく1点を諦めたような守備体形を見逃さず、岸田のキッチリとセカンドゴロで先制。
このノーヒットでの先制点は非常に大きかったし、まさに野村イズムを引き継いでいる橋上監督らしい判断だったなと。
その後は、佐々木のタイムリーもあって早い段階で追加点、楽天側の不安定さもあってパスボールで点を取り、ファーストの守備の乱れもあって、相手のミスを得点に繋げたことも大きかった。

トドメにダルベックの2試合連続となるホームラン

タイムリー以外で点を積み上げたことで、8安打で7点という効率の良い点の取り方をしつつ、ゲームを大差で終わらせることが出来るという、理想的な展開で勝利出来た。
勝ちパを使わず、先発は最後まで投げきり完封。苦労している楽天相手とはいえ、14奪三振はそう出来ることではない。これで楽天戦は勝ち越しが決定し、交流戦での勝ち越しも決定。
西武との戦いはスイープされても大きな痛手は無くなったが、投打が噛み合い2試合はブルペンを休ませられた。
今日の3戦目は仮に落としても良いと考えるなら、更に休ませて西武戦で3連投も辞さないという戦い方も出来るし、勝てそうなら投入し、西武戦は1勝でもOKという戦い方も出来る。
今日の瀧中相手では、そう簡単に打線の援護は望めない可能性はあるが、一方のマー君も則本に続いて12球断然勝利を狙ってくるだろうし、特別な想いの中で投げることになるだろうから、チームとしては勝たせてあげたい。
やはり、鍵を握るのは打線。恐らく、オーダーに変更は無いと思われるが、このゲームのようにノーヒットで点を取ったり、ランナーを進めさせるような戦いと、ここぞでの長打力のある選手の一発が鍵になる。
個人敵には勝てるとなれば全力を注いで、西武戦は1つ勝てばOKの状況に持ってゆきたいところなので、戦局次第で柔軟な戦い方を見せて欲しいが、やはりマー君のヒーローインタビューも聞きたいので、まずは両チームの立ち上がりに注目したい。

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