対 中日 6勝4敗0分 東京ドーム
勝利投手:ウィットリー (3勝3敗0S)
セーブ :マルティネス (1勝1敗20S)
敗戦投手: 大野 (5勝4敗0S)
・投手リレー
巨人:竹丸、赤星、中川、田和、堀田 捕手:岸田
中日:金丸、橋本、吉田、松山 捕手:石伊
・本塁打
巨人:浅野 1号(3回裏ソロ)
中日:
日テレG+ にて観戦 解説:篠塚和典 実況:町田浩徳
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Giants Official Web
(https://www.giants.jp/game/20260620_8003_1/)
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このゲームはウィットリーと浅野に尽きる。
まずウィットリー、課題は制球力とスタミナってのはハッキリしているが、前回の登板の時にも触れたけど、内海コーチのアドバイスに浸水している完全に内海塾の生徒。
腕の振りを縦振りに近づけることで左右へのブレを減らし、日本では通用しないと思っていたスプリットを解禁。
そこから、一気にピッチング内容が変化し、交流戦に入ってから開花した感じ。
積極的に振ってくるパ・リーグの打線にだけ通用したんだと思っていたが、リーグに戻って中日との戦いになっても、結局、振らざるを得ない状況に持ち込めるようになったことで、三振の山を築けるようになった。
ウィットリーといえば、ナックルカーブが一つの特徴だと思っているが、実はカットボールの割合も多い、プロ野球ニュースでも触れられていたが、この日はカットボールの制球が余り良くないため、大城がカーブの割合を増加、高めに釣られないように指示が出ていたらしい中日打線も、カーブの割合が増えてくれば目付けを高くせざるを得ず、結果的に速い高めのストレートにも手を出してしまうという悪循環を生み出し、バッテリーの工夫でやりくりする上手い試合運びだったと思う。
もともと四隅を丁寧に投げるピッチングスタイルではないので、左右への制球力を捨て、真ん中でいいから高低と緩急で抑えようと割り切れたこともウィットリーにとっては負担を減らす良い効果が出ているように思う。
気がつけばノーヒットが進み、あとアウト4つというところまで来たが、あと少しというところで村松にヒットを打たれた。ゲームを通じて、どのタイミングで交代させるかという悩みが続いている中で、1本打たれたら交代させるという準備は出来ていただろうから、本人も納得だろう。

正直言えば、仮に8回を抑えられたとしても、ももの筋肉がつりそうだったこともあり、9回には捕まってたかなぁ~って思っていたので、課題を残しながら悔しい降板をすることの方が長い目で見れば彼のためになると思うから、これはこれで結果オーライかなと。
個人的にはあと僅かな制球力の修正とスタミナ面が改善されれば、マイコラスの再来となれるのは充分に感じさせてくれた。何より、被安打の少なさは大きなメリットなので、出来ればあと2年くらい日本で研鑽を磨いてメジャーにゆけば、かなりの成績を残せる投手に変貌する可能性は充分にあると思っている。
で、もう一人のヒーローの浅野
前回の2軍降格は攻撃面よりも守備でダメ出しされて落ちたと解釈しているが、それを補うだけのバッティングでの結果を残しての再昇格。
キャベッジ、佐々木が出れない中での貰ったチャンスだけど、これを活かさないと次にいつ呼ばれるかわからないため、本人も相当な覚悟を持って結果にこだわったことだろう。
そんな中で打った1打席目のホームラン。

地上波では高橋由伸氏がヘッドを返さないで打ったことでファールにならなかったと言っていたけど、確かにミートした後、右手を離して左手のバックスイングで持っていっている感じ。押し込みがない分どうかな?って感じだったが、芯に当てていたこともあって、うまくスタンドまで運べた技アリのホームランだった。
リチャードと同じく、昇格一発目で結果を出したことで期待は高まるが、その後の2打席は反省すべき点も多く、相手が大野だからしょうがないけど、駆け引きという点においてはまだまだ課題が残る。
桑田元2軍監督が浅野に対して、打席でのメモを取ること、配球の研究をすることを課題として与えていたが、1軍と2軍の投手では引き出しが違うため、ここからまた新たに研究してゆくことが大事になってくる。
リチャードにも同じ事がいえるが、待ってる球が来ないなら投げさせるようにバッター主導でコントロール出来るような技術が身についてくれば、相手にいいようにやられるケースも減ってくるだろう。
技術とパワーは身についているので、ここからは駆け引きの勝負になってくるってことで、打席を与えて経験させてゆくしかないのかなとは思う。
前日は先に点を取られ、好投手を打ち崩せないまま負けるというパターン、このゲームは好投手相手に投手が粘りながら、僅かな隙をついて一発で勝負を決めるという、どちらも今季の巨人らしい戦い。
好投手といえど甘い球が無いわけではないので、誰かがそれを一発で仕留めるか、足を絡めてノーヒットでいいから点を取るとか、HRと足が攻撃陣のストロングポイントだから、それで点をもぎ取るしか無いという点では、そういう展開に持ち込めたのは良かったし、逆言えばそれしかなかった。
(大野は負けた気がしないだろうけど)
その中でも試してほしかったのは6回の攻撃。
緊迫した展開だったから、浦田のヒットで松本に送りバントを命じるのはセオリーではあるけれど、個人的には浦田を走らせて、松本にはサードへ送る犠打をさせるような、そんな作戦が欲しかった。
(大野相手にはかなりのギャンブルだけど)
今日の大野からは仮に得点圏へランナーを進めても、そこからクリーンヒットで点を取るのは難しかったので、ランナーが浦田ということもあるし、1アウト3塁が作れていたら、浅めの外野フライでも、内野ゴロでも点が取れる可能性があったわけで、同点とかビハインドならともかく、僅か1点とはいえリードしている状況だったからこそ、大胆に強気に行って欲しかった。
オーダー的にはついにファースト岸田、キャッチャー大城という形を解禁した。ちょっと岸田としてはいつものリズムではなかったかもしれないけど、一つの選択肢としては可能性を感じるチョイス。
まぁ、大城、岸田だけではなく、今好調の松本であっても、この先、3年、5年という期間を第一線で戦えるという選手ではないため、彼らに頼らない布陣の構築は誰もが言うように必要。
一時的に足りないところを外国人に頼り、一方で外国人もティマのように育成しながらチーム力を上げてゆく方策をとってゆけばいいと思う。
阪神が試合中止、ヤクルトが敗戦したことで一夜で3位に沈んだが、首位タイに浮上。
1~3位が0.5差の中にいて、今回のカードはそれぞれが4~6位チームとの戦いなので、1試合ごとに入れ替わる形だし、前日のように巨人だけが負ける形も出てくる。
今日のゲームの終了後にも変わるだろうし、一喜一憂するのがめんどくさくなるくらい、日ごとに入れ替わってゆくだろうから、とにかく今は離されないようにしぶとい戦いをしてゆくことが大事。
今日の井上は、ライバルの竹丸が5勝5敗と成績では並んだ形。プロの先輩として一つ上の姿を見せるためにもウィットリーのピッチングを刺激にして、力強いピッチングを見せて欲しい。
大勢、マルティネスは投げているが、翌日は試合がないため、今日はブルペンは総動員できる状態。後先考えず、初回から飛ばして行ってくれればそれでイイ。

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