対 西武 1勝1敗0分 ベルーナドーム
勝利投手:ウィットリー (2勝3敗0S)
セーブ :マルティネス (1勝1敗19S)
敗戦投手:隅田 (5勝3敗0S)
・投手リレー
巨人:ウィットリー、田中瑛、大勢、マルティネス 捕手:大城
西武:隅田 捕手:小島
・本塁打
巨人:リチャード 1号(2回表ソロ)
西武:
フジテレビTWO にて観戦 解説:渡辺久信 実況:加藤暁
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Giants Official Web
(https://www.giants.jp/game/20260613_11034_1/)
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いや、正直よく勝てたな。
ウィットリーは2~3点取られると思ったし、隅田からそれ以上に点を取るイメージが沸かなった。
勝つとしたら、少ないチャンスで足を使うか、相手のミスを待つか、長打力のある選手の一発くらいで、後は勝ちパを出させる展開に持ち込む・・・
だったのだが、ウィットリーの今季一のピッチングと、こういうのを期待してたんだよ!っていうリチャードの「お待たせホームラン」で僅か1点のリードを田中瑛斗、大勢、マルティネスの勝ちパが守りきって勝利!
隅田に13奪三振と苦労した中での勝利で、見ている側は終始ドキドキだったが、ある意味で巨人らしい勝ち方だった。
まず先発のウィットリーだが、先制してもらった直後、カナリオにヒットを許し送りバントを決められてからの古賀のタイムリー。とにかく、隅田が投げているから、追いつきさえすればイケるという西武側の作戦が見事に的中することとなり、あっさり同点にされてしまう。
しかし、前回のロッテ戦でも投げるごとに良くなっていったことが自信になったか、この日も以降はテンポよく投げていた。
中でもウィットリーといえばナックルカーブという情報は西武側も当然把握しているわけで、その裏をかくようにフォークを効果的に使っていたのが印象的。
もともとストレートはチーム内でも1、2を争うくらい力があるので、高低をうまく絡ませながら大城がウィットリーの良いところをうまく引き出していた。
もともと四死球さえ無ければ・・・というのが課題でもあったが、終わってみれば死球を1つ与えてしまっただけ、積極的にスイングしてくる西武打線と相性が良かったか、6イニングを投げて73球という省エネ投球。隅田とは真逆ともいえる打たせて取るピッチングで、僅かなリードを守りきった。
これでようやく2勝目をゲット。
投げるごとに感覚を掴んできているのか、少しずつではあるが成長と工夫の後が見られるので、今後も楽しみになってくる。
オーダーは疲れの見える吉川、泉口を休ませ、楽天戦での死球の影響で出場できない佐々木の穴を中山へ。浦田も死球の影響を考慮したか休ませた上で、昇格させた小濱にチャンスを与え、門脇もスタメン。個人的にはラストチャンスか?という坂本を3番におくという布陣で、隅田を相手にするには打率1割台が4人という心もとないスタメン。
橋上監督は割と休ませることを重視している感じだが、それはどちらかというとコーチの進言によるものが多い感じで、控えの選手も出さなければ調子は上がらないし、疲労が見える選手は休養を挟まないとケガに繋がるという割とコンディションを重要視した形を作るイメージ。
最初にオーダー見た時は、「ヤベぇな」と思ったのだが、その空気を払拭したのがリチャードだった。
故障明け後のリチャードのバッティングはファームの試合を数多く見たが、去年と違って打席で待てるようになっていたし、成長のあとが見られたのでちょっと期待していた。
野球ができない期間を振り返り、プレー出来ることに喜びを表し、支えてくれた裏方さんに感謝するようになり、以前に比べればガツガツ感が減って、落ち着いていたように見える。
とはいえ、彼に期待するのは三振かホームランというのは変わりないわけで、1試合に1本の安打が出るかどうかという選手で、その安打が長打だったらいいな・・・というのが大方の見方の中、今季の初打席でいきなり一発回答してくれたのは大きかった。

チームでは数少ないストレートに振りまけない選手の一人が、そのストレートをスタンドに運んでくれたんだから文句が出るはずもない(笑)
残りの打席全部三振でも充分に役割を果たしてくれたよ!って喜んでいたら、守備でも良い判断でウィットリーのピンチを救った。
(もともと守備は悪くないし)

ホームランと同じくらい価値あるプレーだったので、ウィットリーを差し置いてヒーローインタビューを受けるのもわかる。
残念だったのは坂本と門脇・・・
隅田のピッチングが良かったので、打てないのは仕方ないが内容が悪すぎる・・・ボールが見えてないし、捉えたと思った打球は失速。せめてベテランらしく読み勝ちで渋いヒットでも打ってくれれば思ったが、当たる気配すら無かったのは残念。
現監督、コーチでは坂本にファーム行きを進言できるのは川相コーチくらいだと思うが、今の状態では若手の出番を削ぐだけなので、個人的には自らファームへ退いて、もう一度身体と心を作り直して出直すくらいではないとチームの戦力として厳しい。
(長嶋終身名誉監督の安打に並ぶまでは…と思っているのかもしれないが、それにしても急がば回れの方が良いと思う)
同じく門脇も厳しい結果に。バントミスからの牽制死というのは、それなりにキャリアを積んできた選手として、もっとも力を発揮しなければいけない場面で失敗しただけでなく、それを取り返すこと無く終わってしまったのは期待していたファンからすると残念でしかない。
守備固め、代走要因ならば他にも選手はいるわけで、焦る気持ちはわからなくはないが、ちょっと擁護の言葉が見当たらなかった。
逆に小濱に関しては、これまた残念な結果だけど、まだこれからの選手だけにいきなり隅田との対戦は酷だったし、良い経験となったといえるだけマシ。
ってネガティブな事を書けば、よくこれで勝てたなと思う。
どんな形でも勝ちは勝ち。リーグ首位対決に相応しい2試合だったと思うし、互いの先発投手が2試合で存在感を出しての戦いだった。
前日はエラーが敗戦の要因の一つだったが、スタッツを見れば交流戦でのエラー数はソフトバンクの1個が突出しすぎているだけで、巨人は僅か4個と2位で頑張っている。
これで今週の成績は楽天戦での貯金があったおかげで、3勝2敗。西武との最終戦に負けたとしても5割はキープで交流戦での勝ち越しは既に決定済み。
橋上監督の休養をはさみながらの運用と先発投手がイニングを稼ぎ、野手の援護があったことでブルペンはそこまで疲弊しきってない。
今日の最終戦は、文字通り総力戦で戦えるし、野手、投手も出し惜しみはないだろう。
先発の井上は日ハム、ロッテに勝利し、前回は9回を投げきった。その自信が西武打線にも通用するなら階段を一つ登ったといえるし、捕まってしまえばたまたまだったと言われてしまう。3試合連続で勝利することが信頼を勝ち取る一番の材料なので、後ろは準備できてるだろうし後先考えず、初回から飛ばして行ってくれるイイ。
負けても交流戦の結果としては上々だったといえるが、この後、4日間の空きが出来るので、余韻に浸るためにも出来れば勝利で終わってくれることを願っている。

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