対 DeNA 4勝2敗0分 横浜スタジアム
勝利投手:井上 (2勝2敗0S)
セーブ :マルティネス (0勝1敗7S)
敗戦投手:石田裕 (1勝3敗0S)
・投手リレー
巨人:井上、田中瑛、大勢、マルティネス 捕手:岸田
DeNA :石田裕、ルイーズ、坂本、宮城 捕手:山本
・本塁打
巨人:
DeNA :
TBSチャンネル2 にて観戦 解説:荒波翔 実況:土井敏之
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Giants Official Web
(https://www.giants.jp/game/20260426_9001_1/)
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終わってみれば3安打、四死球0というDeNA打線を封じた勝利
3試合で5失点、得点は12点
やりようによっては連勝で一気にAクラス浮上を狙うDeNA相手にビジターで3連勝だった。
石塚の離脱によって吉川の復帰が決まり、どういうオーダーを組んでくるのかに注目していた。注目のセカンドは浦田のまま、ショートに小濱、サードに門脇という形で吉川は控えに回った。まぁ冷静に考えれば、合流直後でスタメンというのは身体への負担も大きいし、まさに今、浦田は何かを掴みかけている途中だと思うので、外して欲しくない気持ちも大きかったのでこれでいいなと思えるし、まずは代打からの守備固めで体を慣らしながら徐々に回転数を上げていってくれればいい。
吉川のサード起用に関しては「近い将来に備えて」って阿部監督も言っているので、シーズンの中で試すことはあっても選択肢の一つであって、現時点ではそこが主戦場となることは無さそうな気がして、少しホッとしている。
実際、吉川代打からの守備位置は小濱をサードに回し、浦田をショートに回すというフォーメーションで来ていた。
じゃあ、泉口が戻ってきたら?リチャードが復帰したら?石塚の将来的なポジションは?など考えれば考えるほど選択肢の多さに混乱しそうにはなるが、理想は誰がどのポジションでプレーしてもスムーズに回せて、攻撃面でもバリエーションが増えるという状態なわけで、1試合の中で何度も変わることもあるだろうし、前半、中盤、後半で違うチームかのように変幻自在な組み合わせが出来るというのが、ひょっとすると最終形なのかもしれない。
大事なのは、このポジションがいないからやむなく・・・といった消去法ではなく、高いレベルでコレも出来る、アレも出来るという選手が集まっての塊としての集合体。
原監督時代からオールラウンダーの育成に力を入れてきていたけれど、それだけだと無個性なチームになってしまうところ、岡本卒業、吉川不在という環境によって、究極の無個性の集まりが個性になるという新しい形が作られようとしているのかな?って、この2~3日、守備位置と打順のことばっかり考えた中で思っていた。
安定した結果を残せる打順の固定が強いのは去年の阪神が見せてくれたけど、今や高卒ルーキーとかでも将来のメジャーへの挑戦を口にするのが当たり前の時代において、かつてのように何年も固定メンバーでチームカラーを作るのは難しい時代になりつつあるので、どんなポジションでも、どんな選手でもスポっとハマることが出来る状態を維持することが結果的に長くチームを強くすることなんだなと感じた。
多分、今の巨人は最初からそれを狙っていたわけではなく、今は結果的に、たまたまそうなっているだけで、歯車が噛み合わなくなることは出てくると思うけど、あぁ~コレもありなんだなと思わせてくれているシーズンを重ねていて、ひょっとするとそれを強みにしようという集団になったら、今よりもっと強くなるかもしれないという気がするカードだった。
そのためには、1、2、3軍プラス、フロントの意志統一も必要なわけで、チーム全体が同じ方向を向けるようにならなければいけない。
仮に主軸の誰かが「メジャーに行きたい」って言っても「あぁ~いいよ、行って挑戦しておいで!こっちは移籍金で補強しながら、若手の育成にも使うから」って快く送り出し、いなくなってもしばらくで代わりの選手が台頭してくる、時間がかかるようなら助っ人で間を繋ぐなんて形が作れたら最高。
いや、すみません、話が脱線してしまったのは、そういう未来を感じさせるような試合展開を見たからで、ちょっと妄想話が過ぎました。
改めてこのゲームの話に戻ります。
前試合に続き、平山、小濱の連打で取った点は大きい。単なる先制点ということではなく、下位打線に課題のあった巨人としては、1試合に1度でも下位打線の活躍による得点が出来れば、昨年までの2点まで打線ではなく3点、4点取れる打線に繋がってゆくし、そこから上位に繋がってゆけば大量得点のチャンスも生まれる。
この二人の活躍は一過性のものかもしれないが、評価すべき点は失敗を恐れて消極的になるのではなく、失敗してもいいから積極的、攻撃的に行こうとしているところ。
当然、やらかしは出てくるだろうが、今季の阿部監督はそこに言及しないし、もともと積極的なプレーは推奨する方針なので、それが今は良い効果を出していると思う。
前日に続きという点では、岸田の技アリのタイムリーもお見事。1打席目でゲッツー打ってチャンス潰しているだけに、この打席で塁上で喜べたのはチームにとっても大きな1点になったし、井上も楽にすることが出来た。キャプテンとしても貴重な追加点を取れて、今日も行けるぞ!という空気を作り出したと思う。
全体的に三者凡退が2度しか無かったのも良かった。2アウトからでも塁に出ることで簡単に相手に流れを渡さず、気持ちの中でも僅かながら余裕が出来る。
その点ではキャベッジの3安打は素晴らしかったし、盗塁を決めるなど彼のやる気が今は良い方に出ていてベンチの空気もより積極的になる雰囲気を作っている。
時にそれが悪い方に出てやらかすこともあるのだが、個人的には挑戦者である今季の巨人はドンドン攻めのプレーをするべきだと思っているので、キャベッジのガツガツとしたプレーは好感を持っている。
脱線するが、ヌートバーのような明るくてハッスルプレーヤーがいたらとずっと思っていたので、今のキャベッジは(メジャーリーガーと比較しては申し訳ないが)個人的には私が欲しいと思っていた助っ人外国人のイメージに合っている。
展開的にダメ押しになった8回の場面も、キャベッジは躊躇無く3塁まで走り、浦田もそれに続いてノーアウト2、3塁という絶好の場面を作った。
こんな1~2点どうぞの場面で点が取れなかったのが去年の巨人だったので、ダルベックの犠牲フライでまずは1点取れたことは貴重で、1点差のまま大勢、マルティネスを送り出すのと2点以上あるのとでは全然違ってくるから3点目がまず大きい。
そんな中で平山もボールをよく見極めて3ボールまで持ってきているのは打席内で落ち着いていた。外野フライでもいい場面で高めを振ったのは良かったが、結果的にはショートゴロになってしまったのは悔しかったろうが、それ以上にその悔しさを表情に表しているあたりが次に繋がるのではないかと思う。

そして、ダメ押しとなった小濱の押し出し。ここも猛打賞狙いで打ちたいところだろうが、落ち着いてボールを見切っているところは新人離れしている。
結果的に3点リードでタイ・マルに繋ぎ、3人ずつで切って取り、快勝という形で待ち望んでいた土日の連勝で敵地での週末を終えることが出来た。
反省点は門脇かな・・・
吉川スタメン起用がない時点で、ショートかサードでの起用という線はあり、このゲームではサードでのスタメンとなった。無難にこなしていたと思うが、大事な場面で捕球ミスと送球ミスという2つのミスを犯して、余計な点を与えることになってしまった。
打席では足を活かそうとしているとこは良かったが、結果的には出塁にならず、そこはまぁ半分は期待してなかったので良いとしても、守備の人が守備でやらかしてしまうと、点になってしまうし本人も責任を感じているだろう。
個人的には期待している(いや、期待していた)選手なので、スタメンで当たり前くらいの活躍をして欲しいのだが、結果が伴わないのが応援している側としても歯がゆい。
一番悔しいのは本人だろうが、殻を破りきれないうちに若手がどんどん出てきて、自分の座をおびやかして行き、それもまたプレッシャーとしてのしかかる。
奇しくもファームではこの日、増田太がバッティングで結果を出すだけでなく、激走でホームを踏むというプレーがあり、ベテランが必死にしがみついている光景を見た。
本来、脂が乗っているはずの年齢の門脇だけに、ここからでもいいから意地を見せた泥臭いプレーを何とか見たいものだと思う。
投手に目を移せば、まずはやはり井上。
奪三振率の高い選手だが、このゲームでは18個のアウトのうち14個が内野ゴロ。本人もストレートは良いので強弱をとコメントしていたが、とにかく低め中心にせめてゴロの山でアウトを重ねることで6回を除いて球数の少ない省エネピッチングが出来た。
何より、ちょっと変わったか?って思ったのは、ピンチを迎えてもかつてのような弱気な表情を見せること無く、落ち着いて堂々と投げていたところ。
門脇のミスが失点に繋がった場面でも、動揺すること無く佐野、ビシエドを打ち取る姿は頼もしかった。失点はしたものの、自責点は0で被安打は僅か3、何より無四球だったことは素晴らしいし、前回と同じく石田との投げ合いにも勝ったということで、2勝目を手に入れた。
ここまでのところゲームを壊してしてしまうピッチングは無いので、勝ち負けは打線の兼ね合いもあるだろうから仕方ないにしても、このままシーズンの中でも成長して、竹丸と共に切磋琢磨してローテを支えてくれたら頼もしくなってゆくだろう。
初戦を嫌な形で落としてどうなるかと思ったが、勢いあるDeNAに対して敵地に乗りこんで連勝でカードを終わらせることが出来た。中日が柳、大野、高橋という必勝ローテでヤクルトを下したこともあり、気がつけばゲーム差無しで阪神が首位、そしてその首位に1.5差という形になって、前半の山場の9連戦に向かう。
まぁゲーム差よりも今は貯金を重視したいので、せっかく4個になったので、出来れば9連戦が終わる時には5個になり、それを何とかキープしながら隙を伺うという形が作れればと思う。
その9連戦だが東京ドーム(広島)、甲子園(阪神)、東京ドーム(ヤクルト)という日程。最初のカープ戦で勢いつけたいのはやまやまだが、互いの状態に関わらず、いつも苦戦するのがこのカードなので、何とか1つでいいから勝ち越しで終わって甲子園に乗り込みたい。落としどころは東京ドームで2勝ずつ、甲子園で1勝で5勝4敗で終れたら御の字だと思っているが、最初の戦いで負け越したり、ましてやスイープされたりなんかすると一気に焦りが出てきてしまうから、そこを何とか上手く乗り切りたい。
9連戦で戸郷の復帰登板という話も出ているが、そこについては追記で触れたいと思う。
追記(2軍):
ナゴヤ球場行われていたファームのゲームでは、戸郷が先発。1軍と同時中継で観ていたが、戸郷は7回を無失点89球、被安打6の四死球1と勝利投手となっている。
久保コーチとのタッグで改造に取り組み、ストレートの球威も150km/hを計測するなど復調傾向にあり、それによってフォークの効果もアップしているように見えるが、個人的にはまだ物足りない。
たまたまこの日は良かった・・・というのではなく、誰の目から見ても良くなった!もう大丈夫!っていう太鼓判が押せるくらいにならないと、中途半端で上げてかえって遠回りしてしまった去年の二の舞になる気がしているので、まだ早いかなというのが私の意見。
9連戦でコマが足りないなら、まだ完投、完封した堀田や森田、山田龍星らにワンチャン与えるとか、ブルペンデーを作るなどでやりくりして欲しいというのが本音。
もし、これをきっかけに戸郷を復帰させるのなら、このゲームは7回で降板ではなく9回まで投げさせて最後の最後でも出力が落ちなかったという結果くらい残さないと、上げるべきではないと思っているので今は楽しみより不安の方が大きい。
そんな中でレポート中にも触れたが、もう年齢的にも立場的にも居場所がなくなりつつあるのでは?と思っていた増田大がこのゲームでは熱かった。2度の四球による出塁もあったし、ヒットも記録。ラストの必死の走塁も見事だったし、ベテランだって負けてね~ぞ!という意地を見せてくれた。

こういう姿が若手にとってのお手本となるし、原監督時代には究極のマルチプレーヤーとして活躍したのを覚えているファンとしては、もう一度、1軍で輝くところが見たい気持ちもあるが、今の若手の活躍を見ると、現状では場所がないというのが本当のところだろう。
元々が苦労人で一度は野球から離れた人生を送って来た中で、全てのポジションを経験している貴重なプレーヤーなので、どのタイミングで退団することになろうと良い指導者になってくれると信じて疑わないが、コレを見ちゃうとまだまだイケるな!って思ってしまう。本当はそういうしがみつく姿を坂本に見せてほしいのだけど・・・
追記2:
予想通り、サンデーPUSHスポーツで”たくろう”の始球式裏話やってくれました。面白かったです。これから東京ドームに顔出す機会が増えれば、もう少し質問や振る舞いも上手くなるのかなと思うけど、現時点ではママタルトに負けてる(笑)
今日はG+で久々に超ジャイアンツがあるので、宮本氏の今の状況分析を聞きつつ、昨夜録画したGetSportsの石塚の特集を見ようかな。


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