対 阪神 3勝2敗0分 甲子園球場
勝利投手:田中将 (2勝0敗0S)
セーブ :マルティネス (0勝0敗5S)
敗戦投手:ルーカス (0勝2敗0S)
・投手リレー
巨人:田中将、田中瑛、大勢、マルティネス 捕手:岸田
阪神:ルーカス、湯浅、桐敷、ドリス、モレッタ 捕手: 坂本
・本塁打
巨人:ダルベック 3号(1回表3ラン)
阪神:佐藤 4号(1回裏2ラン)
日テレG+ にて観戦 解説:赤星憲広、鳥谷敬 実況:平松翔馬
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Giants Official Web
(https://www.giants.jp/game/20260416_26001_1/)
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チャンスで4番が打ち、勝ちパが終盤を締めての勝利は、今季の巨人が目指している形でそれを上位チーム相手に出来たということは素直に喜んでいいと思う。
雨天中止の前日、ダルベックと浦田に直接指導を行った阿部監督。指導の内容は報道にあるが、とても理にかなった内容であり、その結果がすぐに出たことは喜ばしいこと。
特にダルベックのホームランは待ち望んでいた一発だけに、ゲームを有利に進める上でも大きな3点となった。もともとスイングのスムーズさは評論家も認めるところで、後は日本の投手への対応の仕方だっただけに、阿部監督のアドバイスは打席で余裕を持つ上で良い効果があったのだろう。実際、ホームランは甘く入ったスライダーをレフトスタンドへ叩き込み、以降はセンター、ライトとボールに逆らわないバッティング。
問題は継続なので、これが今後も出来るのであれば、泉口、ダルベック、キャベッジの並びは相手バッテリーにとって嫌な並びとなるに違いない。
(ただ、阿部監督もアドバイスをするなら、バッティングコーチを通じてにして欲しい、ウィーラー、イ・スンヨプの両コーチの立場がなくなる、実際には他の選手へのコーチングで忙しかったんだろうけど)
5回のダルベックの2ベースも普通なら無理してセカンドまで走らなくても良い場面ではあるが、2アウト1塁と2塁では大きく違うし、そこでアウトになってもキャベッジからになるのでギャンブルしても良い場面。ダルベック自身もよく走ったと思うし、そういうところは評価が上がる。
キャベッジもチャンスでの対応が問われていたが、3回には連打からのタイムリーでこれも逆方向へのバッティングでお見事。結果的にはこの1点が勝敗を分けることになったわけで、大きな貢献をした。
オーダーは前試合でヒーローとなった松本剛を1番、不振の中山に代わってあげた皆川を即使うかと思ったけど、佐々木の布陣で、ダルベックと同じく阿部監督の指導を受けた浦田は8番。
松本剛に関しては、スタメン野手の中では唯一安打が無かったが、2度の四球での出塁もあって役割は果たしたと思う。もっと!という声もあるのだが、去年までの日ハムでの数字を考えれば、状態は良かった時に近づいていると思いたい。
この試合では8番に下げた浦田も第1打席でヒットと結果を残した。無駄な動きを省くという阿部監督の指導の割には、まだ足をあげてるなぁ~とは思ったが、三振さえせずにボールを内野に転がすだけで相手の守備にプレッシャーをかけられる選手なので、このゲームでのアプローチはどれも良かったと思う。
まぁ、守備でもたつく場面などもあってヒヤっとする場面を作ってしまったが、前試合で美技の連続でチームを救ったので問題なし。あぁいうエラーにはならないけど本人の中で悔いの残るミスというのは、進化の過程では必要なことでもあるので、リードを保ったまま締めてくれたマー君に感謝しつつ、次にもたつかないためにはどうするべきか、しっかり考えて対応できる練習をしてくれたらイイ。
先発のマー君は、やはり甲子園が似合う。その前の則本の好投も刺激になっていただろうけど、今季から取り入れているカーブを効果的に使い、まさにモデルチェンジの完成形に近づいているようなピッチングで変化球を巧みに織り交ぜながら、阪神打線に的を絞らせないピッチングで翻弄していた。
150km/h以上を連発しなくても抑えられるという自信は本人にとっても大きな手応えだろうし、周りの投手にも参考になる部分も多かっただろう。
前試合の爆当たりで大城のスタメンってのも考えられたが、岸田とのコンビも良い関係で、イニングごとに岸田がマー君のところに行って会話を重ねている場面が度々映っているが、この辺のコミュニケーションも上手く行っていたのだろう。

6イニングで82球、しかも四死球なしだから点差がもう少しあれば続投の選択肢もあったくらいで、3失点とはいえサトテルの2ランは高めのボール球を上手く運ばれたサトテルが凄かっただけだから、ピッチングとしては大合格だったと思う。
後を受けたのは田中瑛斗と大勢、マルティネスの勝ちパで、やはりこの3人が出れば勝っても負けても合点がゆくし、相手にとっても6回までにせめて追いつかなければ・・・というプレッシャーがかけられる。
唯一不満だったのは、やはり岸田が受けるとなると落ちるボールの頻度が減るので、それを狙われたかのような森下の2ベースはあのコースに投げた大勢も反省だけど、岸田も反省。今後も大勢、マルティネスの時にはストレートを狙い打ちされることもあるだろうから、抑えキャッチャーの用意や岸田自身の技術的な改善は必要。
(マー君の時にはスプリットも要求してたのに)
泉口のポロリという場面もあったが、解説も言っていたようにアレは審判の位置取りが悪くてブラインドになってしまったためなので、個人的には養護したいし、浦田もよくカバーした。

皆川のところの代打は本来は他にも坂本や大城などいたけれど、阿部監督の上げたら即使う方針にのってのことだろう。一発回答出来れば良かったが、まぁそう簡単にはゆかない。
個人的には中山を落とすなら、皆川、萩尾のどちらかを上げることになるところで、ここまでのファームの内容的には萩尾かなと思っていたのだが、皆川の方が守備力が高いところと、このゲームは三振したが、ボールをしっかり見極めるコンタクト率の高さ、さらには早い段階で1軍を経験させるという意味合いもあったのではないかと思う。
次のチャンスは中山か萩尾かで悩むことになると思うが、互いに結果をしっかり出して、上でまた輝いて欲しい。
何にせよ、今週は上位2チームとのビジターゲームということで、大きく負け越すことも頭の片隅に入れていたが、甲子園で2勝0敗だったのはメチャクチャ大きい。これで2カードで3勝2敗と1つ勝ち越せたし、そもそも去年あの順位で終わったのは対阪神の成績が悪すぎたのも原因なので、たった5試合とはいえ少しでも苦手を払拭するきっかけになれば、この先も明るい。
今日からの神宮では1つ取れば、今週は勝ち越しで終れるし、2つ取れれば上位との差も詰められる。スライドの影響もあるけど、竹丸の連続金曜登板をズラすという阿部監督のコメントもあり、2回り目にしてロー手順に変化を加えるなど色々と考えているようだし、ウォルターズとウィットリーの投げ合いは全く予想がつかず、互いに情報少なくて投手戦になるのか、神宮恒例の花火大会になるのかわからない。
一つわかっているのは今のヤクルトのブルペンは間違いなく強力なので、1点でいいからリードした状態で後ろにつなぎたいということだけ。
追記:
ファームでは吉川が順調に結果を出し、サードの練習もしているとのこと。ダルベックの不調が続けば、そのフォローとしての準備だったと思うけど、両股関節の手術の影響で、どこまで可動域や体幹、下半身の筋力に影響が出ているのか想像がつかないため、長いシーズンのことを考えれば完璧な状態になってから戻ってほしい。
とはいえ、吉川がサードで復帰するとなれば、ダルベックは1塁に回ることになるだろうから増田陸にとっては由々しき事態だし、セカンドで復帰となれば浦田にとっても戦々恐々。残された時間がどれだけあるのかわからないが、浦田、増田陸にとっては、ここからの数試合、1打席がとても重要になるため、気合を入れ直してもっと暴れてもらいたい。
(とはいえ、この二人に関しては2軍行きは無いだろうけど)



