対 楽天 2勝1敗0分 東京ドーム
勝利投手:藤原 (1勝0敗0S)
セーブ :
敗戦投手:則本 (2勝1敗0S)
・投手リレー
巨人:則本、戸郷、マタ 捕手:山瀬
楽天:藤原、宋家豪、中込、津留﨑、内、九谷 捕手:太田、石原
・本塁打
巨人:
楽天:ボイト 2号(4回表ソロ)
日テレG+ にて観戦 解説:阿波野秀幸 実況:蛯原哲
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Giants Official Web
(https://www.giants.jp/game/20260322_8003_1/)
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オープン戦最後の3連戦、まだまだチーム内競争が続く中で、岸田をファームの方で出場させ、山城と組ませた。1軍では則本と山瀬のコンビで来週の開幕3戦目の先発がどちらになるのかテストさせていたような感じ。
結果としては則本は4回83球で2失点、山城は5回98球で無失点と、1軍と2軍の違いはあれど、山城のほうが・・・という形だが、与死球2個を含む四死球7個という山城のピッチングには大きな課題が見える。
ただ、報道では次の日曜は山城が先発で、則本は中日戦の方に回るとのこと。阪神には左を当てるという戦略もあってのことだと思うが、この日の課題を1週間で修正してくれることを期待したい。
則本は立ち上がりがグダグダになってしまい、30球以上も投げたのが厳しかったが、以降は粘りのピッチングだったと思う。ただ、あれだと阪神打線相手には通用しないかなと・・・昔と違って球威で押し込めないので、多少のモデルチェンジは必要だと思うが、ストレートはこれから上がってゆくだろうから、今がピークではないということで、見守ってゆくしか無い。
問題なのは戸郷。
前夜にGoing!で特集が組まれたばかりだというのに、良いところは全く無く、死球を含めて全然ボールが操れていない。ムキになって投げるから余計にリキんで球威も上がらず1イニングで4失点。
これがなければゲームとしては緊張感のある展開で、どちらに転ぶかわからない状況だったため、結果的に戸郷がゲームを壊したと言われてもしょうがない敗戦となった。
問題はこれからどうするか、山崎伊も離脱中だが、先発をさせるだけなら候補は数多くいるため、個人的にはファームでキャンプのやり直し。フォームだけでなく、筋力アップも含めて球威を上げることを徹底的にやったほうが良いと思っている。やってはいけないのは、昨年のように中途半端な状態で戻してしまうこと。阿部監督のことだから、目の届くところで調整させたいと考えているのかもしれないが、目指すべき目標を選手、コーチと共有し、後はファームでコーチに任せるのが一番だと思うし、そんなところに監督の時間を費やしてほしくない。
(と書いていたら戸郷は2軍スタートというニュースが入ってきた。今度は完全復活するまでしっかりバージョンアップして戻ってきて欲しい)
同じ理由でバッティングに関しても、そろそろ阿部監督の個別指導は卒業して欲しい。石塚にマンツーマンで指導しているようだが、何のためにイ・スンヨプコーチに来てもらい、ウィーラーがいるのか。大事なのは指導がブレないことなので、両コーチに石塚(もちろん他の選手にも)へのポイントだけを伝え、実際の指導は彼らに任せること。
かつて長嶋終身名誉監督が松井を1000日計画で徹底的に個人指導したくらい時間を割くことが出来るのなら別だが、現状では監督業をやりながら選手を直接指導するのは効率が悪いことこの上ない。
何のためにコーチがいるのかわからないため、首脳陣間で不満などが出るのではないかと心配になる。
とはいえ、選手だけでなく、コーチ、裏方を含めたチーム全体が一枚岩になることが大事なので、今は誰も孤立すること無く、一つの目標に向かってスタートラインに向かおうとしていると思っている。それをもたらせているのは、若手を含めた高いレベルでの競争であって、結局は選手の頑張りがチームの形を作るわけで、首脳陣が形を作るのではなく、選手が成長することが結果的にチームの形を作ってゆくという構図。
開幕3連戦のスタメン、ローテのままシーズンを終わるはずもなく、試行錯誤を重ねながら9月、10月を迎えた時、最後の形が2026年の巨人を象徴する結果になるから、その時に(順位はどうあれ)実力でスタメンを勝ち取っている選手が、その先の巨人を作ってゆく礎になる。
ファンとしては、笑顔でシーズンを終わり、その次が楽しみだ、あと数年は強い巨人でいてくれるという安心感を持って終わって欲しいわけで、まだスタートもしてないからこそ言うけれど、最初が大事なのではなく終わりが大事だという戦い方をしてもらいたいなと願っている。
ちょっと話が脱線したが、このゲームに戻る。
2番 松本は当面の間変わらないという前提でゆけばライトが誰になるかは重要。オープン戦の成績だけで言えば、佐々木と中山の一騎打ちで、守備力で佐々木が若干上か?という感じに見ているが、6回の打席はちょっと反省。すでに試合の流れが出来てしまった後だが、宇都宮が素晴らしいバットコントロールで出塁した後、あっさりと初球をレフトへのファールフライでアウトになってしまう。

今季の戦い方で言えば、足を警戒させてチャンスを広げたいところなのに、進塁打を意識することもなければ、盗塁をアシストさせるような素振りも無かった。ベンチの指示がどうだったのかわからないし、この日の佐々木は初球から積極的に振りに行っていたので、そういうストーリーで打席に立っていたのかもしれないが、これが1点を争う終盤での攻防だったら採点は0点。
次の浦田が前進守備の陣形なら外野を抜ければ3塁打に出来る俊足をアピールしたことで1点は取れたが、もっとねちっこい攻撃をしないといけなかったし、増田も犠牲フライとしては浅く、浦田のかいくぐる突入で一旦はセーフ判定だったが結果的にゲッツーで終了したわけで、もう一歩踏み込んで深いフライを打ってほしかったし、むしろボテボテでいいから内野ゴロも頭に入っていたのか、もう少しじっくり行ってほしかったかなと。

その前の3回、ノーアウト1、2塁で泉口のファーストゴロは上手い。ヒットに越したことは無いがランナーをサードに進めて自分もファーストに残る1、3塁の形を作れた。
1アウト1、3塁でダルベックがどういうバッティングをするのかも注目していたが、暴投があって同点に。最後は3塁へのファールフライでアウトになったが、仮に2アウトになったとしてもランナーを3塁に進めるバッティングをしてほしかった。
宇都宮とルシアーノの支配下登録が発表されたが、枠にはまだ空きがあるため、期限までに現在アピール真っ最中の選手も入ってくるだろう。オーダーを固定できない不満はあるが、良い意味であの選手も見たい、この選手も!という状態での話なので、前向きに捉えているし、夏場くらいには1~5番まではほぼ固定、残りをコンディションに応じて入れ替えるという形が作れたら理想的。
ブルペンは疲弊させず、勝ちパも負けパも常に数パターンが構築できる状態がベスト。タイトルを狙うような選手が出ず、チームも強いのか弱いのか判断に苦しむけど、気がついたら優勝争いの一角をキープしている・・・なんて状況が望ましいのではないかと思う。
それに反論するかのように、出来ればチームの顔となる選手が見え隠れしてくれることも大事。石塚は残念ながら2軍スタートとなってしまったが、オープン戦での結果を考えれば仕方ないところだろう。下で、リチャードや藤井、三塚らスラッガー候補と切磋琢磨して次のチャンスでは希望が見えるバッティングをしてくれたらいい。
昨夜のNHKサンデースポーツでセ・リーグの監督座談会があったが(NHK ONEで見れるので見逃した方はゼヒ)
▼大相撲春場所千秋楽 優勝した霧島インタビュー ▼センバツ高校野球 ▼バレーボールSVリーグ栗原恵さんが解説 ▼プロ野球セ・リーグ監督座談会 | サンデースポーツ | NHK
「看板バッターは誰だ?」という問いに、阿部監督は「坂本勇人」と答えた。ここまでの結果と期待を込めてのことだと思うし、他に現時点で言える選手がいないという悲しい現実を突きつけられた感じだが、新井監督は期待を込めて「佐々木」という名前を出しているし、出来ればオープン戦で今はまだ足りないが、看板となって欲しい若手の名前を出して欲しいところだった・・・
オールスターが終わって、後半戦が始まる頃には「後半戦のキーマンは○○だ!」という中に若手の名前が入ることを切に願っている。
開幕まで間があるが、恐らく第2カードで投げる予定の投手が調整登板するだろうし、野手も開幕メンバーから出すことだろう。
ギリギリまで選手選考される枠があると思うので、ラストチャンスでアピールする機会でもあるし、開幕前の静けさ以上に目が離せないファームのゲームとなりそうだ。
追記:
楽天のドラ1ルーキー藤原投手は非常に良かった。まだまだ身体が出来上がってないことや緊張もあって終盤には握力が底をついたような感じに見えたけど、初回からMAXで向かってゆくピッチングは若武者らしくて気持ちよかったし、則本のデビュー時のピッチングを見ているようだった。
課題はスタミナだろうけど、離脱すること無く投げ続けられたとしたら新人王の候補の一人になりそうだなと敵の投手ながら応援する目線で見ていた。

