ジャイアンツ愛のみんぐ、巨人&野球ブログ

巨人戦、全試合をレポートすることを目的に10数年やってます

「ジャイアンツ愛のみんぐ」3/15 巨人 8-1 日ハム → 鼻息荒い選手の活躍で前日の敗戦をやり返した

対 日ハム  1勝1敗0分 東京ドーム

勝利投手:則本 (2勝0敗0S) 
セーブ :
敗戦投手:有原 (0勝1敗0S) 

・投手リレー
巨人:則本、泉、北浦、田中瑛、中川 捕手:甲斐
日ハム:有原、玉井、池田、山本 捕手:進藤

・本塁打
巨人:平山 1号(4回裏ソロ)、増田陸 1号(5回裏2ラン)、ダルベック 1号(6回裏3ラン) 
日ハム:進藤 1号(7回表ソロ) 

GIANTS TV にて観戦 解説:清水隆行、白井一幸 実況:町田浩徳
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Giants Official Web
(https://www.giants.jp/game/20260315_8003_1/)
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まずは山崎伊の離脱という残念なニュース。


開幕ローテが不確実な中で、中心となり、例え敗戦が続いたとしても、彼が止めてくれるという期待を持たれている立場になっている投手なだけに、スタートの時点で不在というのは大きな懸念点。
とはいえ、無理して投げて悪化する一歩手前で止めたということで、期間はわからないが現時点での最善の判断をしたということは良かったと思うし、そもそも、どの投手であっても開幕からシーズン終了まで居続けることは簡単な事ではないわけで、今回はコンディション不良という形ではあるが、健康なのに調子が上がらないという理由で調整離脱することも全ての選手において考慮すべきという点では、慌てないことが大事

 

 


さらには、これによって他の投手にチャンスが回ってくることを考えれば、今はチームよりも自分のことが大事、自分のことでいっぱいいっぱいという選手の中で、巡ってきたチャンスから芽を出す選手が出てくることの方に期待したい
(これがシーズン終盤なら気持ちは違っていただろうけど)


思えば、内海コーチだって、高橋尚成の不慮のアクシデントでチャンスを掴んだところからエースへの階段を登っていたわけだし、戸郷の不振、山崎伊の出遅れが、他の投手にとって成長曲線のカーブを急上昇させることもあると、ポジティブに考えるほうがいいだろう。


そういう意味では、岡本の退団、リチャードの離脱により競争が激化したホットコーナーは、最も熱いポジション。
このゲームを踏まえても開幕はともかく、シーズン通してチームの核となるという点では模索中ではあるが、今のチーム状況の中でチャンスを掴んで飛躍にしたいというチケットを手にした増田陸の必死な姿はチームに元気を与えたと思う。
とはいえ、こういうシチュエーションでチャンスを手に入れて活躍し、我々ファンにいよいよ増田陸の時代が!と期待しながら続かなかったシーンを何度も見てきたので、同じレールに乗らなければいいなと思いつつ、今度こそ!という期待を抱いてしまうのもまた事実。
結果を出し続けることでしか、その場にいられない厳しい世界だからこそ、今度こそ!という気持ちが一番強いのは本人でしょうから、手放さないようにしがみついてくれることを期待している。

 

 


そして、岡本が抜けた穴を埋めて欲しいという期待を込められていることを知って入団してきてくれているだろうダルベック。期待値が大きいことを理解しているだけに、色んな葛藤があるのではないかと予想するが、強引に目立とうとするわけでもなく、落ち着いて環境に慣れようとしている普段の行いやプレーを見て、私の中ではこれまでも書いてきたように高評価だったのだが、そのダルベックにようやく待望の一発が出た。
外の声は、インコースが苦手、差し込まれるという言葉が多いのだが、私はそれほど思っていなくて、インコースでも身体の開きを極力抑えてコンタクトしようとしていると見ていたので、むしろそこが評価しているポイントだった。
レフトスタンドに放り込もうとする意識が高ければ、当然、身体の開きは早くなりツボにハマれば飛ぶが、その分、外角の見極めが出来なくなって、インコースはファールに、最後は外スラを空振りという助っ人外国人の教科書のような攻め方になるところ、仮につまろうがそれを恐れないでインコースまでも呼び込んで打っている姿に、これまでと違う印象を持っていた。

強引ではなく、ミートしながらあそこまで飛ばす。これがきっかけとなればいいなと思ったファンは多いはず。



ホームランしたボールは低めに来たことで、バットの芯に近くなりそれが飛距離を出した理由だと思うが、それもレフトポールギリギリに入るような打球ではなく、左中間に持っていったというのが素晴らしかった。スイングも満ぶりではなく割と柔らかいスイングで、東京ドームで芯に近いところでボールを捉えれば、彼の身体能力なら飛ばせるということを、本人が理解した上でのホームランだったと思う。
一番ホッとしているのはダルベック自身だろうし、自分が打った時の球場のファンの声援の心地よさを体験しただろうから、こういうのをきっかけに「これでいいんだ」という手応えを感じてくれたら嬉しい。
(心地よさにどんどん大雑把になることだけは勘弁して欲しいけど)


そしてあと2塁打でサイクルだった平山。ファームで存在感を示してもらったチャンスで結果を残し外野手争いのサバイバルの中に割り込むチャンスを手にしようとした姿は、これまで彼を知らなかったファンには痛烈に印象に残ったのではないかと思う。
もちろん、まだまだ課題は多いのだが、育成野手のセンターといえば巨人ファンの中では松本の鮮烈な記憶が残っているわけで、熾烈な外野手争いの中にまたガムシャラな選手が声を上げたことは、佐々木や皆川だけでなく、ベテランの丸にとってもケツを叩く起爆剤として良い印象を残してくれたと思う。


このゲームは、ここに上げた3人が目立つ形となって、前日の敗戦を帳消しにした感じだが、石塚をショートで試したり、佐々木をレフトに配置、皆川ライトなど、実は色々試行錯誤もしているゲームだった。
この時期に、ここまでやるのは形が作れていないというマイナスな現れでもあるが、開幕までに打席に立たせるチャンスを作るために試しでやったところもあり、誰でもどこでもチャンスがあり、求められる場所があるという柔軟性を鍛えているというところもあって、それが良いのか悪いのかはわからない。


はっきりと違うのは、調子の善し悪しに関係なく、ポジションはもう決まっていて、僅かに空いているのが1つ、2つとか、あくまでもレギュラー選手に何かあった場合のサブにという役割で同行しているということでは無いということ。
その中にはかつて調子に関係なく出て当たり前という坂本や丸も含まれているわけで、あの時代とは完全に別


逆に言えば、安定したチームのスタイルというのが無いということではあるが、それを作るためのサバイバルという点では、本来、昨年それをしてほしかったのだが、新人選手の加入と活躍により、1年遅れで実現したかな?と私は思っている。


投手陣は前回打ち込まれた則本が修正し、引き出しの多さを感じたし、山崎伊の離脱によって自分への期待が大きくなったことも理解しているだろう。
日ハムの有原もそうだが、ここがピークではなくて焦る時期ではないというのをわかっているキャリアの選手だから、1試合毎に右往左往することは無いだろうけど、ちゃんと自分の身体と会話しながら修正ポイントをわかっているという点で頼もしいなと感じた。


泉は先発転向でオーディションのような気持ちで投げていたと思うが、同じような立場の投手は他にも多いため、経験がある分、自分は何を見せるべきかをわかっていたと思うし、ちゃんとテーマをもって一球一球大切に投げていたように見えた。
手応えと課題を感じて、それを次のチャンスまでに克服してまた違う姿を見せる。その繰り返しがローテへ入るためのステップだから、頑張ってほしい。現在のところ、ローテ候補を上から数えた時に、そこまで高いわけではないと思うが、一人ずつ追い抜いて気がつけば・・・という投手になってくれることを期待している。


なかなか一発が出なくて心配していたファンも多いが、オープン戦チーム第1号を打った平山が呼び水となり、アピールする気マンマンの増田陸が火をつけ、ダルベックがトドメを刺したというゲーム。前日にやられまくった悔しさを晴らしたという点で、少しだけ自信を取り返したかなと。
少ない点を守り抜く野球だけでは心も身体も削られるので、こういうゲームを毎試合とまでは言わないが、週に最低1度、出来れば2度くらい出来るならチームも良い位置で戦い続けることが出来るだろう。

 

追記(2軍):

ファームは前日の大勝から僅差の逆転勝利。小濱が元気なのが嬉しいのと、平山がアピールした一方で復帰調整中の若林も戻ってから好調と、外野手争いにいずれ名乗りを上げることを確信させてくれる活躍。ティマも好調で今じゃなくていいから、今季はどこかで東京ドームでの暴れっぷりを見せて欲しいという思いが強くなった。

https://www.instagram.com/ming.shiomi/