まずは戸郷。リリースポイントを下げたというピッチングがどうなのかに注目していた。前日が雨で中止になったため、投げさせたい投手も多いことから僅か1イニングだけの登板となったのは残念だけど、1イニングをピシャリと抑え、良い感触は掴んだよう。
以前のフォームと見比べてないが、言われてみれば僅かに下がっているか?という感じ。ミリ単位の修正であっても外からは分かりづらいものだが、投げている本人は大きな違和感を感じるものだから、恐らく相当な変化を感じつつ、丁寧に投げようとしているようには見えた。
戸郷と言えば、上原のような立ち投げに近いフォームでテークバックを少なく、上から切れのあるストレートと手元で落ちる2種類のフォークというイメージで、奪三振率が高いのもその高低を上手く利用していたからだと思っているが、フォーム修正によってバッターにどのように映るのか、バッター目線の意見を聞いてみたいところだが、さすがにそれは難しい。

登板後のインタビューでは、奪三振王を取った時の感覚に近くなって来たということと、出力もそれなりにあったと手応えは感じているようで、リリースポイントはもう一つ下げてもいいのではないかと考えているとのこと。
この先、3イニング、5イニングと増やして行き、開幕には間に合わせたいと言っているが、同じようにイニングを増やしながら2回り目、ピンチ時などのピッチングが見たい投手も数多くいるわけで、余り焦らなくてもいいかなと思う。
同時に、これまで故障知らずの戸郷ではあったが、フォーム改造をすれば今まで何でも無かった部位に負担がかかることもある。そういえば、菅野は進化を求めて毎年のようにフォームに修正を加えたりしていたが、30歳前後から身体の色んなところに違和感を感じて、故障離脱することも起きてきた。

しっかりトレーナーと話をし、負担がかかっているところを明確にした上で、それをカバーするトレーニングや負担を抑えるための修正など、細かいチューニングをしてゆくことも今後は大事なテーマになるだろう。
後を受けた山崎伊は失点こそしたものの仕上がりは順調。この日は変化球を中心に、色々と試すようなピッチングをしていたが、前回の甲斐とのコンビではなく、岸田とのバッテリーだったため、二人で話して感触や組み立てをシミュレーションしていたのかもしれない。本人はカーブの出来がイマイチだと語っているが、この早い時期に気になるところがそこだというのは、むしろ良い状態なのではと思っている。
シーズン通して軸になってもらわなければいけない投手なので、体調面さえ問題なければ特に心配するようなことは無いのだが、山崎伊の場合はシーズン後半にバテが来るという、かつて戸郷も味わった課題があるため、むしろ小手先の技術というよりは夏場を乗り切る体力面での調整法を身につけることだろう。
前回打ち込まれた船迫はこの日も万全とは言えない感じではあったが、前回よりは修正されていた。個人的に現状では田和との一騎打ち状態だと思っているので、本人もポジションが確約されているわけではないということを意識しながら、ギアをあげてくれたらいい。同じくピンチ抑えるマンの田中瑛斗は順調な仕上がり。課題の左バッターへの対策も進んでいるようで昨年の成績が自信に繋がっているような堂々としたピッチングを見せてくれた。ただ、船迫も田中瑛斗も個人的には昨年は登板過多だと思っているから、同じペースで投げさせるようなことをしなくて済むように内海コーチにはブルペン運用はしっかり計画立てて貰えるようにお願いしたい。
(とはいえ、長いイニングを投げられそうな先発候補が現時点では山崎伊と戸郷くらいしかいないため、ブルペンへの負担は今季も大きくなるんだろうなという心配は感じている)
圧巻だったのは竹丸。このピッチャーはホントに1年目か?というくらい、どんな場面でも落ち着いているのが頼もしくはあるのだが、阿部監督も「打たれているところを見てみたい」というように、今後の見どころは失点した後のピッチングや、ランナーを貯めた場面での回避など、ピンチの場面での立ち振舞がどうなのか?というところだろう。
相手の研究が進めば僅かな隙をついてくるし、毎週投げることになれば味わったことのない疲労感も出てくる。ま、全て経験しなければわからないことなので、こちらとしてはちょっと打ち込まれたからダメだなんて烙印を押すつもりも無いし、仮に負け越すようなシーズンに終わったとしても、最後まで1軍に居続けられたということの方を重視したいから、何とか離脱すること無く投げきれるよう頑張ってほしい。
野手では門脇と浦田がセカンド争いでバチバチな感じ。
現時点では浦田が一歩リードしている感じだが、門脇も渋いところで何とか存在感は出している。吉川が復帰するまでというタイムリミットがあるものの、吉川の手術箇所を考えれば、復帰しても毎試合出ることは考えにくいし、パフォーマンスが落ちていることだって十分考えられる。この先、3年、5年ということを考えてもセンターラインの強化は大きなテーマであるから、個人的には浦田が阪神の中野のような存在感を出してくれたら、しばらくは安心できるんだけどなと見ている。
インタビューでもホッとした表情を見せていた松本剛だが、形はどうあれヒット、タイムリーが出たのは安堵していることだろう。セカンドの守備位置を見ての逆方向への安打、3塁線を抜けるタイムリーなど左右にうまく打っているので、こういうバッティングを心がければ足もあることだし、出塁率は上がるのではないだろうか?
負けじと佐々木も何とか食らいついているし、侍Jから中山が戻ってくれば外野の争いはさらにバチバチになってくるだろうから、現段階ではレギュラー確約のようなキャベッジだって隙は見せられないし、丸のハートにも火はついていることだろう。
その侍Jは大谷が合流し盛り上がると共に、この後、岡本らが合流してくれば攻撃力は更に上る。阪神トリオの状態が良いので、先日書いた通りスタメンをどうするのか良い悩みを井端監督はしていることだろうが、攻撃力では良いものの、小園の守備を見てしまうと巨人ファンとしてはどうしても「泉口という選択肢も・・・」なんて思ってしまう(汗)
ま、守備力では源田がいるので、入り込む余地は無いのだが、泉口が源田、小園らと会話して何か得るものを持って帰って欲しかったなという思いもあったり・・・
サポートメンバーの頑張りも印象強くて嬉しい限り、巨人で言えば中山、湯浅も充実している感じだし、カープの佐々木も素晴らしいプレーを見せ続けている。
次なる大会でメンバーに入りたいという想いは強くなっただろうし、それが原動力となってペナントで活躍してくれれば両チームのファンだけでなく、日本の野球ファンにとっても楽しみになるわけで、大きな土産を持って改めて自チームに戻ってきて欲しい。
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今日で沖縄キャンプも終わり、移動も含めて数日の空きがあってから実戦が続く日々が始まるが、この数日間の過ごし方も大事、特に若手でポジションを争っている選手は僅かな気の緩みで簡単に2軍行きとなるから、しっかり計画を立てて行動するようにしてもらいたい。
指揮官としては2軍調整中の選手たちの状態も見たいだろう、井上や中川の具合も確認したいし、平内だって黙っていない。先発転向の泉がどういう仕上がり具合なのかも興味あるし、堀田だって・・・外国人3投手に機会を与えて複数イニングを投げさせなければいけないし、みんぐ推しの横川にもチャンスは来るだろう。
野手のポジション争いも加熱しているが、投手たちの争いはそれ以上なので、今後のオープン戦での投手起用は目が離せなくなりそうだ。
追記:
先月より、はてなproへの移行へ伴い、実はURLが変わっています。
https://ming-giants.hatenablog.com/
↓
です、どちらでもアクセスできますし、何も変わりませんが、
ブックマークの変更をしていただけたらと思います。

