キャンプの見どころは、色んなOBたちが駆けつけて(それぞれの仕事でだろうと)、かつての旧友と和んでいる姿。昔と違って、余計なアドバイスをするような事は無くなったことで、若手が混乱するようなことも今は無いだろうし、その若手もコーチと連携できているので落ち着いてる感じ。
数日前からガッツ(小笠原)がゲージの後ろに来ているのは見ていたが、この日は坂本と二人で打撃談義をかわしている様子が見れて懐かしくなった。

引退後も巨人に関わってくれていたが、彼の素晴らしいところは中日、日ハム、巨人と
在籍していた球団で指導者として関わったという義理堅さ。
恐らく、今回のキャンプも各球団を回っているのだと思うが、こうしてかつていた球団を気にして、共に戦った仲間と団らんしている姿を見るのはファンとして嬉しい光景。
あの、フリーバッティングではまずバントから入る姿や、何よりも身体の機能を全て使って躍動するフルスイングはカッコ良かったし、当時、真似する子供も多かった。
当時と違って、投手の平均球速が上がり、変化球も多彩になった現代では、なかなか見れないバッティングスタイルになってしまったが(今だと、ギータとかサトテルとかかな?)、豪快なスイングというのはファンを魅了するものがあるので、巨人の若手の中で、誰か後継者になるような選手が出てくれると嬉しい。
(あ、リチャードはジャンルが違うんで、真似しないように(笑))
2010年とかのオーダーを久しぶりに振り返ると、
1.(右)高橋由
2.(中)谷
3.(三)小笠原
4.(左)ラミレス
5.(一)李承燁
6.(捕)阿部
7.(遊)坂本
8.(二)木村拓
とかだった。
さらに、長野、エドガーとかいたわけで、「そりゃ強ぇ~よな」って思うし、一方でその後の杉内、村田の加入などFA乱獲でバッシングも浴びた時期ではあるが、強い選手を獲得してチームを強化するという点において、球団として出来ることは全てやるという方針が見えていた時代だった。
それと反比例するかのように、自前で選手を育てチームを強くするという典型だったのが3連覇中の広島で、その一角を担っていたタナキクマルの代表となるトリオのうち、田中広輔が引退したのは時代の流れを感じさせるが、その田中がかつての盟友である丸のもとを訪れていた光景もまた、カープファン、巨人ファン共に胸が熱くなる。
(巨人には弟もいただけに)
カープ時代の昔話をしていたという話のようだが、記録のかかる丸にハッパをかけ、当時の熱量を丸に思い起こさせるような言葉とやる気スイッチを押してくれたらいいなと思いながら見ていた。
この日の練習は、報道にもあるようにランナー1、3塁での守備、走塁の練習という項目をやっていて、普段、あんまり巨人を褒めない高木豊氏が珍しく注目したコメントを残してくれていたが、1点が取れない、1点を与えるというゲームで涙を流した巨人としては、攻撃力のバリエーション増加や投手力の強化と同じくらい、点を与えない集中力とスキルを磨くことも大事なポイント。
こういう練習はシーズンが始まると時間を割くのが難しいため、投内連係や守備のコンビネーション、サインプレーなど、細かい所を集中的にやるのは良いこと。
悪送球してしまった場合のカバーなども織り込むあたりは、キャッチャー出身の阿部監督らしいなと。
そして、グラウンド外ではベースへのスライディングで相手のグラブを交わす練習を熱心にやっていた。
今季からベースが大きくなることで、走塁が注目されるシーズンになると思うが、盗塁だけに目を奪われがちなところ、ベースが大きくなることで相手のタッチをかいくぐる技術が重要になってくる点に注目しているのはいいなと思う。
(同時に守備ではグラブをどこに持ってゆくかという工夫も必要になってくる)
今回のベース改変もそうだし、いずれ来るであろう、ピッチクロックや牽制ルールなどを加味すれば、昭和、平成の時代を足で見せたスペシャリスト達や強肩で走者を刺したコーチたちの引き出しも新たにしなければいけないことも多くなる。
隙のない野球をするために、今の時期に出来ることはやっておこうという試みが、シーズンにどう活かされるのか、今から楽しみにしながらオープン戦などの実戦を見てゆきたいと思う。
(シーズンに数回あるかないかという事であっても、心構えと経験をしておくことは結果的に順位に影響してくると思うし)
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追記1:
15日深夜のGetSportsでの菅野特集「WBC侍ジャパン代表 菅野智之 夢を信じる一途な男 ~36歳 終わらない挑戦~」をやっと見れた。時期的に、ロッキーズへの入団には触れないだろうと思っていたのだが、急ごしらえとしても盛り込んでくれたのは嬉しい限り。
内容的には入団の経緯や前回のWBCでの出場からの、メジャー挑戦、しかし叶わずというところに焦点が置かれた構成になっていたが、改めてメジャーに再挑戦することのなった裏に巨人へ復帰した長野の「智之がアメリカで投げている姿を見たい」という言葉が後押しになったことや、1年経験したことで得た自信と本当の勝負はここからだという決意などが聞けてよかった。
前球団と今回のロッキーズともだが、単年契約であるということは菅野にとっては個人的に良いことだと思っているので、常に目の前の勝負に全力で向かわないと、明日が無いという崖っぷちの野球人生が今の菅野には合っていると思うし、だからこそ、こちらも見逃さないように追いかけてゆきたいと思う気持ちが強いので、まずはWBCで声をかけてくれたロッキーズの球団とファンに今季の活躍を期待させるような結果を残してほしいし、ベテランということを感じさせない若々しさを発揮してもらいたい。
追記2:
朝から、女子フィギュアの話題で持ち切りだが、私も早起きして録画しながら見ていた。終始、涙が止まらなかったが、長くフィギュアを追いかけている身としては、男女ともに二人のメダリストが誕生したこと、長く課題だったペアで金メダルが取れた結果は心が震えた。
各ワイドショーがそれぞれの選手の生い立ちや覚悟、これまでの経緯を特集し、恐らく帰国してからもテレビに出まくることになるだろうが、個人的には競技の結果以上に、裏話大好きなファンなので、そういった深堀り放送は大歓迎。
坂本選手は有終の美を金で終わりたかった悔しさが滲んでいたが、ミスした箇所がはっきりしているため余計に走馬灯のように、あのコンビネーション失敗の場面が頭をよぎってゆくことだろう。実はまだ25歳なので、次のオリンピックで復活なんて(プルシエンコのように)ことが起きたらいいなって事も期待しつつ、あの伸びやかで速く、距離のあるジャンプの質が、大技に注目されがちだったフィギュア界に革命をもたらせた選手として、後輩に受け継がれてゆくことを祈っているし、あのキャラクタは絶対にコーチで大成すると思っているから、これから先、指導者になった姿も見たいと思った。
(競技人生最後のフリーは尊敬する鈴木明子の最後の曲目だった愛の讃歌で、しかも鈴木明子が解説なんてドラマチックな展開だっただけに、本当に勝たせてあげたかった)
そして銅メダルを取った中井選手。憧れの浅田真央の背中を追いかけるように、17歳という若さを全面に出した感情爆発の演技は圧巻でした。
思い出すのは15歳で年齢制限もあり出場が叶わなかったトリノでの浅田真央、もし、あの時、出場していたら、今回の中井選手のような弾けるような笑顔で会場を魅了していたんだろなって涙した。浅田真央のオリンピックは19歳となってしまい、ちょっと悔しい思いも経験しただけに、4年に1回のオリンピックという競技の難しさを感じた。
同時に女子フィギュアの難しさは、10代の後半になってくるとどうしても体型に変化が出てくることを拒むことが出来ないため、簡単に飛べたジャンプも同じように出来なくなること。浅田真央だけでなく、これまでジュニアで天才と呼ばれた選手たちも皆、それで苦しんできただけに、今回の中井選手、千葉選手も同じような苦しさを味わうのかもしれない。
(同じく、スノボやスケボの女子選手もピークが10代というのが、その難しさを証明しているように思う)
浅田真央、高橋大輔、羽生結弦らが引退して以降、フィギュアがゴールデンタイムに地上波で放送されることが少なくなり、深夜だったりケーブルテレビ、ネットに移行して徐々に一般の人に遠くなってしまっていることに寂しさを感じていただけに、今回の男女+ペアの快挙はフィギュアファンとして、もう一度、脚光を浴びてくれた嬉しさと、これを見て子供たちがまた憧れて競技を始めてくれたらいいなという想いが強くなった大会だった。
すみません、野球の話以外の事が多くなってしまった(笑)

