増田大、浅野の故障者は出たものの、例年に比べれば順調といえる宮崎キャンプの終了だったと思う。
特に新入団選手はドラフト、他球団からの移籍、外国人を含めて、この先も見て判断したいと思わせるものだったと思うし、もともとハードル低く見ていたせいか(笑)、むしろ今のところは予想の若干上を行っていると感じている。

まずは、これ以上のケガ人無く、すべての選手が今現在の自分の持っている力をアピールした結果として、オープン戦、そして
開幕へと進んでくれることを願うが、まだ、ライブBPや実戦での対応を見せていない選手も多いため、日曜の対外試合を含め、注目すべき点は多い。
まぁ横一線となった場合は、去年までの実績やベテランにアドバンテージがあるのは仕方ないとは思うが、少なくてもお試しとはいえオープン戦で結果を出した選手には、ご褒美としての開幕ベンチは与えてあげて欲しい。
(どっちにしろ、ローテも打順も固まるまでは、とっかえひっかえになるだろうし)
阿部監督は「日本一を目指さないとは言えない」というような発言をしていたが、どのチームもこの時期は上しか見ていないのでそれは当たり前。方針変更するのは夏場以降になってくるわけで、現時点においてはリーグ制覇をするために選手を見極めるし、選手もその力になるために研鑽を磨いている。
起用法がどうだとか、ちょっとしたミスで落とされるなど、外野は好き勝手な
事をいうが、選手自身が与えられたチャンスでしっかり結果を出せばイイだけの話だし、結果を出し続けている限り使ってくれることは伝わっているはず。
仮に結果がでなくても、その内容次第で次へのチャンスも変わってくるわけで、むしろ、何でもないプレーでも気が抜けないという点において、厳しい指導を行っていると見ていいのではないかと思っている。
今のところ若手中心に実戦に立たせ、ポジション争いをしている選手のやる気を鼓舞しているような感じではあるが、ここからは外国人選手やベテランも登場してくるだろう。
そんな中で、むしろ最も目立たなければいけないのは1軍半というか、各役割の中で当落線上にある選手かな。
中でも全く予想がつかないのが平内
ブルペンでは相変わらずオーバーとアンダーを併用して練習しているし、それは昨年よりも安定感を増していると思う。どっちつかずの状態を揶揄するファンもいるが、個人的にはあれを使いこなせたら、とんでもない武器になるのは明らかで、楽しみにしているのだが、すでに去年見せているし、他球団の全ての選手が知っていることから、それに対してどういう対策を練ってくるかも含めてワクワクするものがある。
(投手のスタイル変化による二刀流って、私の記憶で初めて見たのはドカベンの里中が雲竜に対してオーバースローから投げたフォークボールでパーフェクトを達成したアレが、今でも最も衝撃的!って、この話について来れる人少ないか(笑))
完全にモノに出来た時、キャッチャーはその使い所を問われるし迷う。遊びでやる選手はいてもガチでやるとなると、球種が一つ増えるレベルではないため、評論家も含めてどういう言葉で評価するのか困惑することになるだろう。
ただのサプライズから、それを武器にするってことは、それくらい球界の中でも大きなことで、もし、平内がこれで結果を残したとしたら、真似する野球少年は増えるだろうし、新たな流れを呼び起こすかもしれないってことで、実は結構大きな試みなのではないかと思っている。
失敗すれば笑われるだけってのは本人が一番わかっていることだろうから、生半可なことでは出来ないわけで、見ているファンとしてはワクワクはあるけれど、心配も多いという複雑な心境だし、とにかく単なるイロモノで終わらないで新しい風を吹かせて欲しいという期待で私は見ている。

