日曜からスタートしたキャンプの第1クールは3日間でまずは終了。
各球団で日程は違うが、キャンプはどうしても、選手も力が入ってしまうので、自主トレである程度身体をいじめていたとはいえ、使わなかった筋肉を酷使することもあるし、特に新入団選手は段取りも含めて初めての事だらけで、神経もすり減るだろうから、最初は3日間で一旦休息するのは良いと思う。
(ちなみに休息日に新人に地域のイベントに参加させるのは、本音を言えばできればやめて欲しい)
まだ寒い宮崎だが、昨年は雨天が多く、室内練習場での調整が多かったことを考えれば、スタートから故障で出遅れている選手もいないし、阿部監督も言う通り、順調な滑り出しだと言えるのではないだろうか?
また、今まで経験してきて流れをわかっている選手にとっても、新入団選手の数を見れば、1軍の座、さらにはレギュラーを掴むためには、今まで通りじゃダメだという意識は感じているだろうし、ベテランにいたっては、チームが若返りの方針であることは感じているだろうから、マイペースでやっているだけではダメだというプレッシャーは感じているだろう。
坂本や丸が早朝から出てきたり、居残りをやっているのはその現れだと思うし、それを見ている他の選手は、それ以上にやらないと!って思っているはず。
S班を置かなかったことが、そういう面でチームの刺激になってくれれば、阿部監督の思惑通りということで、去年以上の成果を期待したくなる。
キャンプに与えられた時間は、全ての球団、全ての選手でほぼ同じ。与えられた時間が同じであれば、あとは質を高めるか、さらに自分で時間を作るしか無い。
課題が守備なのに打撃練習ばかりしても仕方ないし、ただのフリーバッティングでも、1球ごとに考えながら打つのと考えないのとでは質が変わってくる。
与えられた時間の中で、ライバルよりも一歩抜きん出るための工夫が各選手に必要なわけで、その意識の高さが、これから先、徐々に差となって現れてくるはず。
(巨人が阪神に対して唯一アドバンテージを持てるのは、阪神よりも早く試合が終了したため、秋季キャンプ及びその前も含めた個々の選手が練習に費やす時間が少し多かったということ。年末年始の野球外でのテレビ出演なども少なかったはずで、それをどれだけ利用できたか?っていうのも、今季の差となって出てくるはず。
その意味では、優勝旅行を断った選手が阪神に意外と多くて、その意識の高さには驚くし、やっぱ今季も強いだろうなというのは感じさせる)
このキャンプでの個人的な注目は、中山、石塚、坂本、丸の若手とベテランの4人
その中で今日は中山について
中山は毎年オフに身体を徹底的に鍛え、歳を重ねるごとに分厚い身体となってキャンプインするが、今季も驚くほどの身体つきになってやってきた。
早速フリーバッティングでは柵越え13本などの報道も出ていたが、飛距離アップは当然のことだろう。オフに手を抜かない選手の筆頭だと思っているので期待していたが、期待通りのスタートで、ちょっと目が離せない。
ま、フリーバッティングでの柵越え何本!ってのが、この時期は各球団のニュースで話題となるが(特に外国人)、打ちやすいボールを気持ちよく振った結果の本数なんて、正直なところ、ど~でもイイってのが感想で、話題がないから取り上げるんだろうけど、それくらいのパワーはありますよっていうただの感想でしか無い。
ただ、中山のような成長過程の選手では話が違って、昨年に比べて打球が飛ぶようになった、打球速度が上がったというのは、鍛錬の成果が出た結果の一つとして注目すべきことだと思う。
身体を厚くする、筋肉量を増やしたことによるメリットは出ているわけで、本人も手応えは感じているのではないだろうか?一方で身体の柔軟性や瞬発力を含め、デメリットも実際にあるわけで、そこがプレーにとってどういうマイナスになるのかも、この先の注目ポイントだと思う。
わかりやすいところで言えば、足が遅くなるなどが頭に浮かぶが、今季から本格的に外野一本でやるはずなので、守備範囲に影響しなければいいなというのは心配している。
その代わり持ち味の強肩はレベルアップしていることが期待できるから、アップした身体を使いこなせるようになれば送球面では飛躍出来るかもしれない。
あとは亀井コーチにビッチリ鍛えてもらって、打球判断や送球までの速度、精度を上げるためのレベルアップをすれば、ライトという長打力と強肩能力が求められるポジションを不動のものにすることが出来る礎を築けるかもしれない。
オープン戦の結果次第だが、大方の予想では開幕スタメンの外野は松本、キャベッジ、丸だろう。余程の好成績を残さないと、中山にはスタメンのチャンスはなかなかやって来ないというのが予想される。
少ないチャンスの中で、高確率で結果を出さないと「じゃ明日も!」ってならない世界だから、求められるハードルは高いが、誰かが故障したおかげで出ることになるというのは、本人もファンも望むところではないだろうから、丸や佐々木もいいけど中山はもっとイイ!って成績を残してレギュラーの座を掴んでもらいたい。
一番やってほしくないのは、バッティング好調だけどライトは渋滞してるから、じゃあセカンドで・・・みたいな使い方。
この先は「なんかあればセカンドも出来る」って事を頭の片隅に置く程度で、外野オンリーで使ってほしいし、本人もその気でいて欲しい。
(阿部監督ならやりかねないだけに怖い)
そして、その先には打球判断と捕球技術、送球精度をさらに高めてセンターの座を奪うほど成長してくれたら、いずれ代表のユニフォームを見ることだって夢ではないはずだから、常にやる気MAXの選手だけに目標を高いところにもって、第2クール以降もアピールしてもらいたい。
追記:
今まで記事執筆以外はな~んもしてこなかったので、このオフにちょっとブログ自体をいじってみました。見にくくなったり、重くなったりしてるかもしれませんが、試行錯誤しながら変えてゆきますのでご勘弁の程を
