もちろん最終戦がMAXなんだけど、ポストシーズンに入ってからの全てのゲームにおいて、一球一球、毎打席、ワンプレーで神様に祈りを捧げるなんて、前回のWBCの決勝以来だった。
日曜ということもあり、その日の夜は全てのスポーツ番組は当然、NHKの大谷特集、BSのワースポ、ネットニュース、YouTubeを見漁って、ドジャース三昧。
すぐにこれを書きたかったけど、各選手のコメントやこぼれ話も聞きたくて、翌日は全てのワイドショーを録画。
(ゴゴスマがいつも楽しみだったんだけど、マラソンで中止だったのが残念)
そして今日のパレードとセレモニーを鑑賞して、お腹いっぱいでコレを書いてます(笑)
(もちろん、巨人のキャンプ中継もチェック済)
ヤフコメに20以上のコメント投稿しちゃったんで、書きたいことは書きまくったんだけど、ここに残しておきたくて、振り返りながら順不同に列挙してゆきます。
(あ~コレ、みんぐっぽいなってコメントを見た方もいらっしゃるでしょうか?ming****ってなってるので、気が付かれた方もいるかも)
やはり山本由伸に触れないわけにはゆきませんね、大谷の二刀流について巨人時代の菅野が、投げた次の日は何もしたくないくらい身体が動かない、次の日にプレーすること自体が信じられないと言っていたのを思い出した。
高校野球の世界では、決勝引き分けで翌日また先発なんてあったし、巨人ファンとしてはマー君が先発完投の翌日にストッパーで投げて楽天が日本一なんて苦い思い出を思い起こしてしまうなど、確かに前例がないわけではないが、メジャーリーグの頂点の舞台でそれをやってしまうことがスゴイし、アドレナリンが出ていたとは言え、前日以上の球速が出てしまうなど普通では考えられない。
テレビで色々言われていたが、身体の一部に負荷をかけないピッチングフォームや、普段の取り組み、ケア、そして強い意志が全て一つになってこそ出来たことなのだろう。
(トレーナーの矢田さんは、これからあちこちで引っ張りだこになるかもしれない)
そして、ポストシーズンで2度の完投、ワールドシリーズで4勝のうち3勝をするという鉄人ぶりは、アメリカで言われているように、今後のメジャーの投手運用を根本的に変えるきっかけになるかもしれなくて、それに触発されたチーム内の投手たちは、あれを一つの目指す到達点としてこれから取り組んでゆくことになるかもしれない。
中でも佐々木は、このポストシーズンだけで、山本の背中から多くのことを学んだだろう。
ロッテではどちらかというとチームに守られ、大きな挫折を味わうこと無くメジャーの世界に飛び込んだが、今季は苦い思いから始まり、最後には満足感も手にしたとは思うが、自分が如何に甘かったのか、そしてこの世界で光を放つには何が足りないのか、考えるきっかけになったと思いたい。
来季は先発調整をするようだが、日本のマスコミが「令和の大魔神」と報道したように、個人的にはドジャースの弱点でもあるストッパーとして花開いてくれたら・・・なんて思わなくもない。
100マイルのストレートと落差の大きいスプリット、この2つの精度を上げてゆけば、大魔神以上の成績を残せるだろうし、体力的な問題、メンタルの強さは課題としてあるが、今の年齢からならストッパーに専念すれば、メジャーでは大きなセーブ記録を残すような第投手になる可能性は充分にある。
山本の話に戻るが、同県の出身者としては本当に誇らしい。
もともと3年連続沢村賞を受賞した選手だから、スタミナはあるし、故障知らずのピッチャーだけにこの先、どこまでゆくのか見届けるのが楽しみ。
大谷は山本の事を「世界一の投手」と言っていたが、現時点では確かにそうだろう。でも、その言葉の裏には「次は俺が世界一の投手になる」という言葉が隠されていると思うし、大谷の人生設計ノートの中には「サイ・ヤング賞」がしっかりと刻まれている。
来季は大谷、山本の二人がチーム内で最多勝を争うような光景が見えれば、3連覇ということも夢物語ではなくなる。
そして大谷、ワールドシリーズでは確かに本人的には満足できていないかもしれないが、ワールドシリーズのMVPが山本だとするなら、ポストシーズン全体のMVPは間違いなく大谷だろう。
何よりリハビリから始まったシーズンで55本のホームランでチームの優勝に貢献したことはもちろんのこと、シーズン当初に予定していたポストシーズンで弾数制限無しの状態にしっかり戻しながら、バッティングでも結果をだしていることは驚嘆に値する。
もちろん、チームを鼓舞する振る舞いや言動など、ここまでチームに自己犠牲や限界を越える働きを根付かせたのは間違いなく大谷。
何より、全ての行動が野球のパフォーマンスを上げるためという徹底ぶりが、凡人にはマネの出来ない領域でありながら、それをチームに納得させ、根付かせているという効果と説得力は大きい。
大谷、山本、佐々木の3人がいなければ、この場にはいなかっただろうという解説の田口氏の言葉がそのまま当てはまるくらい、彼らの存在感は大きかった。
大げさかもしれないが、3人のショットを見た時、ふと思ったのは、かつて日本は川上哲治監督がメジャー式を取り入れ、原辰徳氏もメジャーのゲームをしっかり見て、色々と学んでいた。NPBもメジャーに習うように色んなシステムやルールも取り入れてきたが、アメリカの報道やコメントを見ていると、少しずつだけどメジャーも日本野球を学ぶような流れが出来つつあるし、山本がゲレーロJrに経緯を表したり、大谷が打席に入る前、審判に挨拶するようなちょっとした所作や、グラウンド・ベンチは神聖な場所だからつばを吐かない、ゴミをそのままにしないというモラル的なところまで、評価されていて、日本の慣習や考え方が理解され、評価されつつあるのは本当に嬉しい限り。
その裏にはWBCで3度の優勝をした結果が大きな影響をもたらせていることは間違いないが、巨人で言えばマイコラスが現役最後は日本でもう一度プレーをしたいという発言をしたり、日本で学んだ助っ人たちがメジャーに戻って輝きを取り戻したりなどする光景を見てきた野球ファンとしても、日本の野球から学ぼうとしている姿勢は高まっているし、かつてのような日本野球を舐めて来日する外国人はすっかり減った。
むしろ、野球人生の中で一瞬でも日本でのプレーを経験したいという選手の声が増えたような気がするし、実際にそういう声も伝わってきている。
かつて野茂が渡米し、メジャーの野球が日本で見れるようになり、イチロー、松井、大魔神らが球史に残る存在感を出してから、松坂、マー君、黒田など今でもリスペクトされている選手が増えてきて、子供たちの中でもメジャーリーグというのは遠い異世界ではないという空気になってきたのは素晴らしい。
日本野球が単なるステップの場になっているという面は否定できないが、サッカーの世界ではJリーグをステップにしてヨーロッパで活躍している選手の数はとんでもないことになっているし、幼少期から海外のクラブで学ぶというのも当たり前になってきている。
鎖国的だった日本の野球をもっとグローバルにし、夢のある競技として根付かせるためにこのドジャースの連覇は大きな牽引力を持っているし、来年のWBCもまた「ベースボール vs 野球」という楽しみを世界の人に味わって欲しい気持ちが大きくなり、野球人口の増加に大きく貢献してくれることを期待してやまない。
王さんの野球に風が吹いているという言葉を、頭の堅い野球界のおエライさんが、どう聞いているのか、優勝しなくても球団経営が黒字ならいい的な、目の前のことしか考えていないオッサンたちが、この盛り上がりを見て胸が熱くならないのか?って小一時間話したくなるような、このポストシーズンの一ヶ月でした。
追記:
一方でひと足早く日本シリーズが決着し、巨人にも色々と動きがある中で、それを先にレポートしなきゃいけなかったんですが、それはまたこの後になります。
日本シリーズも非常に見応えがあったし、考えさせられる展開もありました。
そして次なるシーズンに向けての戦いはとっくに始まっています、
今季の反省も踏まえ、そこについてはまた改めて綴ります。
何はともあれドジャースおめでとう!
大谷、山本、佐々木にはWBCで暴れて欲しいが、まずは身体を休めて、そして自分と相談しながらしっかり決めてもらいたいと思う。
管理人:みんぐ
http://ameblo.jp/ming-maro/
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